春編最終回です。夏編冬編はやるか分かりません、多分来年の春だと思います。
今回は「地元の桜は見事に散ったけど寒いところなら丁度満開だろうからそれを見に行こう」というテーマです。お花見ですね。
目的地は山梨県、中央線で行ってきます。
ということで到着。朝10時くらいです。ここから徒歩で向かいます。
という訳で10分程歩いて最初の目的地「新府城跡」です。なんでも武田勝頼のお城だそうで、半分史跡巡りですね。
この階段相当長いです。
登りきるとこんな感じ、割と普通に花見出来そうな桜の咲き具合ですね、人は全然いませんでしたが。
近くにある史料を一通り見て、次の目的地に。
5分程歩いて「新府桃源郷」に到着。この時期だと桃の花もちょうど満開なんです。
あたり一面桃の花です。鼻が詰まって香りがわからなかったのが少し心残りですかね。
桃の木一本一本に違いがあるので、こうやってひとつひとつ眺めてみてもまた面白いですね。
桃並木を堪能したら、今度は韮崎駅に向かいます。新府からは一駅なのでダイヤさえ確認しとけば楽勝ですね。
着きました。特急の停車駅ということもあって、駅前は結構賑わっている印象です。
まずは韮崎駅から3km程のところにある「わに塚の桜」を目指します。
丁度バスがやって来たのでそれに乗って15分程で到着。中央左の桜が件の桜です。鉄塔と比べても分かる通りだいぶ大きい桜ですね。
近寄ってみるとほんとに大きい。枝も綺麗に伸びていて素敵です。
よく見るとやや葉桜気味ですね、少し散ってしまっていたそうで……二枚目の史料はわに塚の由来だそうです。
帰りは徒歩で韮崎駅まで戻ってきました。
さてここから日本三大桜の一つ「神代桜」を見に行こうと思ったのですが……
僕の聞いた話では韮崎駅から長くても5kmくらいだろうと踏んでたのですが、なんと12kmもありました。韮崎駅から北に3つ行った最寄り駅からも4km程あるそうで……
という訳で自転車借りました。ここからは往復25kmの自転車旅、写真には写ってませんが電動アシストです。
お店の人に下手に電動アシスト使って走ると帰りのバッテリー無くなるって言われたんで、平坦な国道は全て自力です。
1時間程で着くつもりが駅周辺脱出に手間取り1時間半程漕いで到着。お花見の前にご飯を食べます。
沢山ある屋台の中から良さそうなお店を発見!
肉オンリーのお昼ご飯です(全部盛り¥1000)見た目よりかなりボリュームがありましたね。それでは、いざ入園。
桜の前にお花畑がありました、桜のピンク空の青と合わせてなかなか映えますね。
周りの桜も大きいものばかりです。枝垂れ桜の垂れ具合結構好きなんですよね。
そしてこれが国の天然記念物でもある「神代桜」なんと樹齢2000年だそうで。
私の写真では伝わりきらない程の威圧感で、絶対"なにか"がいる気がします……
これだけでも一生のうちに一度は生で見に行く価値があると思います。
畏れ慄いたところでおやつを食べました。なんか形がおかしいのはとる前に一口食べてしまったからですね。
見るものも見たところで帰路へ。
帰り際に彩り綺麗な桜を見つけました。
帰り道は想定以上にバッテリーが余ってたので常時電動アシストの力を借り、下り坂なのもあって行きよりもだいぶ楽に帰って来れました。
ということで今回の相棒です。本当にありがとう。
見たい桜は見たのでこのまま帰ってもよかったのですが、帰りに一駅だけ寄り道を。
日本三奇橋の一つに数えられる猿橋を見に行きました。奇橋とは古橋の中でも橋桁等を使わない変わった構造の橋のことだそうです。今知りました。
確かに橋桁がありませんね…渡ってみてもなにか宙に浮いた感じがしました。
この橋の下の「結木」という部分が橋を支えているそうです。川の増水対策でこのような橋を建てたのだとか、昔の人は凄いことを考えるものですね。
気づくともう日は暮れていてこの日はここで帰路につきました。
そんな訳でお花見ツアーでした。この時期に行くと桜と桃の満開が重なるのが良かったですね。
さて次回更新ですが、多分私が次旅に行くのは大分先になりそうですし、かといってこのままブログを放置しててもアレなので、旅の事でなくてもまとまって書くことがあればその都度書いていこうかなと思っています。
それでは。
ありがとうございました。