フローライトって蛍石なんです

ちょっと長めのことを書いてきます

【ライブレポ?】水瀬いのりさんのライブに行ってきました―後編

こちらは後編です。まあ別にこっちから読んでも変わらんと思いますけど、一応前編も読んでくださいね。

6.14〜17曲目

さて、14曲目は「今を僕らしく生きてくために」です。この直前のMCはちょっと覚えていて、この曲は水瀬さんにとって「新しい挑戦」だったそうです。(そうかなぁ……)

なんか聴いてて切ない歌詞なんですよね。長調の曲調とは異なって。

15曲目は「TRUST IN ETERNITY」です。

なんかのアプリゲーのOPで、シングルの表題曲として発売されました。

んなことはどうでも良くて、まずCDには入ってない弦楽奏のイントロが流れて暗幕バーンで弦楽アンサンブルが登場したんですよ!流石に驚きましたね。それから聞きなれたイントロから曲が始まりました。

この曲もCDではバイオリンが結構頑張ってるんですけど、ライブではバンド楽器が頑張ってるのに加えて弦楽アンサンブルですからね迫力がダンチです。そしてこういう曲は迫力の3乗くらいに比例してテンションかち上げ度が上がってくんでほんま凄かったですよ。今回のライブはほんとに伴奏がすごかった……

そんな感じでぶち上がった中での16曲目は「Starry Wish」です。

魔法少女リリカルなのはvividのスピンオフ作品vivid strike!!のエンディングにして、主人公であるフーカとヒロインであるリンネのぶつかり合う心の内を描いた名曲です。

前に引き続いて減額アンサンブルがバックにいて、ピアノの美しいソロ旋律が始まった時はマジで鳥肌立ちました。まさか聞けるとは思ってなかったんで。

全身で音楽の波動を感じで全神経、全ニューロンを発火させて全身で共鳴しながら聞いてました。いやーホンマにええ曲、好き!

で、トラエタの後でテンション上がってるんでちょっと心配してたんですけど、やっぱ家虎いましたね。2番になってガクッと減ったので取り締まられたか頭冷やしたかしたんですかね。

個人的にあそこのピアノのソロは2人の届いてほしい!という痛切な気持ちが表れてるとこだと思うんで静かに聞きたいところなんですよね、コード進行も結構面白いことやってていろんな面から好きになれる曲です。

17曲目は「My Graffity」です。

ラスサビで短2度転調(半音上がる)という曲でしっとりとしていて、スタリの余韻を残すのには十分すぎるいい曲でした、セトリの組み方もうまいなーって。

7.18曲目

というわけで最後の曲は「harmony ribbon」です。

いやーほんとにこの曲があったからこそ僕が今こうやって筆を取ってる(比喩)と言っても過言ではないですね。

この曲は元々1stアルバムに入ってて聞いたのが初めてなんですけど、その時からだいぶ好きでスタリに続いてコード研究とかもしたくらい好きな曲なんですけど、なんと言っても注目すべきはラスサビのコーラスですよ。

「ラーラーララーラーラーララー」っていうコーラスが最後に入ってるんですけど、それをCDの時と比べてだいたい倍の数やってお客さんみんなで大合唱してですね、ほんとにこれが大団円ってやつなんだなって、帯(リボン?)がパーンて飛び出すの見たりしながらしみじみ思ってました。あの瞬間はマジで一生もんの思い出です。ありがとうございました。

というわけでライブは終わりです。

そんなわけはなくてアンコールがありました。

8.アンコール

というわけでアンコール1曲目は「Dreaming Girls」です。

知らないっすね。僕頭悪かったんでアンコール1曲だけだと勝手に思い込んでて、「harmony ribbon」楽しかったなぁって思いながら適当に棒振ってました……もしかしたらこれ新曲かもとか都合のいいことも思ってましたね。

続いて2曲目は「Million Future」です

「ミーリオンフューチャー」の掛け声楽しかったまる

ってのは冗談で(本当ですけど)、この曲は最初アルバム聴いた時当然のごとくシングル曲だと思ってて実はそうじゃないって聞いてガチでビビったくらいのめちゃいい曲です。

テンション上がる系でもこんな感じで清涼感というか疾走感ある曲はこれくらいじゃないんですかね、レディステともちょっと違う感じで。

この2曲は今度また聴いてみたいですね。ライブ音源だと迫力あって楽しいですし。

……そして本当に最後の曲です。

なんでこの曲やってないのにさっき「Dreaming girl」で終わるって思ってたんでしょうか

水瀬いのり3rdアルバム「Catch the Rainbow」表題曲にしてツアータイトル曲でもある「Catch the Rainbow」です。

かっこよく元気なトランペットソロで始まるこの曲は、作詞家水瀬いのりとしての初めての曲で、彼女がファンへの思いを綴ったナンバーだそうです(MCで言ってた)

ライブでは歌ってる最中に感極まった水瀬さんについ「がんばれー」って声かけちゃったり、泣いて詰まっちゃった時についそこの歌詞(割と大きな声で)口ずさんじゃったりほんとに今聴いてるんですけど、ライブのあとでマジでガチ泣きしそうなレベルの神曲に昇華しました。

前編で「約束のアステリズム」が観客とのコーラスで初めて完成する曲って話をしたと思うんですけど、この曲もライブで初めて完成する曲だと思うんですよね。

というのも、やっぱり水瀬いのりさん本人が歌詞をファンに向けて書いてあるというだけあって、彼女の歌う時の仕草や表情(感極まってるというところも含めて)そして、『彼女に今直接生で伝えられてる』って事実そのものがこの曲の歌詞に旋律に大きな影響を与えて、僕の脳の中のこの曲への認識を完全に変えてしまったんです。いやもう語彙力も何もかも捨て去って、最高の一言でしか表せない曲です。ありがとう!!!!!

 

というわけでライブ曲の全部を振り返りました。文字数の関係で、全体のまとめの感想はまた後で別記事で出しますけど、ここでもかるくまとめっぽいのを書いておきます。

 

僕が初めてCatch the Rainbowってアルバムを通して全曲聴いた時、正直に言いますと、「やっぱ今回ちょっと微妙だな」って思ったんですよ。

といっても全然曲が悪いとかそういうわけじゃなくて、前作の「BLUE COMPASS」や前々作の「innocent flower」の出来があまりにも良すぎて、というか僕「BLUE COMPASS」聞いた時に「なんだこの神盤は?!」って驚いたくらいですし、やっぱそれと比べるとちょっと落ち着いちゃったなって思ったんですよ。

アルバム全体じゃなくて、曲の話になっちゃうんですけど、曲としての「Catch the Rainbow」は水瀬いのりさんが作詞してるってのはまあ事前に聴いてて、結構注目っていうか意識して聴いてたんですよ。けどやっぱ最初に聴いた時にはあんまり歌詞が響いてこなくて、そのファンに向けられたってのが実感がなかったのか、「水瀬いのりファンとしての僕」ではなく「水瀬いのりファンとしての誰か」に向けられた曲のように聞こえてたんですね。第三者に向けた曲を第三者たる僕がその視点で聴いてるっていう感じですかね。

でもそれが今回こういうライブを通して、ほんとになんか根元から変わった感じがして、なんかこういうこと言うと自過剰オタクみたいに言われるんですけど、そういうのじゃなくて「水瀬いのりファン」っていう全体集合に向けた歌だってのがやっぱ肌で感じられて、その部分集合としての僕っていう実感が出来たんですよね。

まあこれ以上は長くなるからまた今度にします。

最後に「harmony ribbon」の大団円さといい、ほんとに色々素敵な音楽体験をさせて頂いてまじで楽しかったです。次も行こうかな……笑

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